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01
剪定作業
果樹は冬季の間休眠期となり栄養を蓄え春を待ちます。
その間に次の収穫に向けて剪定を行います。
剪定とは樹の状態を見極め、成長度合いを考慮して、枝を切る作業です。
栄養の流れを次年度に向けて整えることは良質な果実を取るために1番大事な作業です。
良質な果実は樹から始まる
1月から3月

防霜対策の風景

防霜対策の風景

防霜対策の風景

防霜対策の風景
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03
摘蕾作業
凍害を乗り越えて、発芽し、蕾の段階で選別し花が咲く量を制限します。
花を咲かせるときに樹に一番負荷がかかるといわれています。
また、花が咲く量が減るという事は果実の量も制限されるため十分栄養がいきわたり大玉の果実を成らせることができます。
樹を守り、花が咲く
4月上旬

毛羽たきで受粉作業

蜂が飛び回る

巣箱の準備

毛羽たきで受粉作業
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05
摘果作業
無事に受粉し実を着けると、さらに選別していく摘果作業が始まります
ここで注意しなくてはならないのが樹は自己判断でいらない実を落とす生理落下という行動を起こします。
生理落下を見極めながら、良質な実を判断し、実を手作業でさらに落としていく作業をします。
選別に選別を重ねる
5月中旬から下旬

雨よけビニールの設置

雨よけビニールの設置

雨よけビニールの設置

雨よけビニールの設置
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剪定の様子

剪定の様子

剪定の様子
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02
凍害防止
さくらんぼの芽は発芽に近づくほど凍害に弱くなります。
この時期は深夜から朝方にかけて、凍害防止のために徹夜で見守ります。
私たちは燃焼法と散水法の2種類を採用し、火を焚き、水を散布し続け芽を守ります。
副産物としてみられる、整列した炎や、散水による氷柱が日の出とともに輝く姿はとても美しい光景です。
夜に掛ける・焚く
3月下旬から4月上旬

開花の風景

開花の風景

開花の風景

開花の風景
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04
受粉作業
選ばれた蕾が開花すると受粉作業が始まります。
当社では蜜蜂、マメコバチ、手動で受粉作業を行っています。
元気に圃場を飛び回る蜂達の為に草刈りや外敵を排除するように圃場管理を行っています。
蜂と共に活動する
4月中旬から下旬

摘果の風景

摘果の風景
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06
高所作業
さくらんぼは雨に弱く、またその美しい赤色は鳥たちを誘惑し食べられてしまいます。
そのため、梅雨入りの前にビニールカバーをハウスに取り付け、側面四方に防鳥ネットを設置します。
これは高所作業で、非常に危険な作業の為、安全に取り組みます。
また、当社では既存のシステムを改善すべく新たな雨除けシステムを開発中です。すべては働く人への安全性を何より大事にしていることから開発が始まりました。
果実を自然から守る
5月下旬
07
収穫から皆様へ
こうして自然環境と共存して、選別に選別を重ねてきた果実の収穫が始 まります。
収穫は果実の鮮度を考慮して、涼しい時間に行う必要があります。
日の出の前から収穫した果実はみずみずしく、パリッとして上質な甘さがあります。
選果場に運び、人の目で検査・選別した果実を箱に詰めて皆様のもとにお届けします。
収穫そして果実は旅へ
6月中旬から7月上旬

収穫後の樹

収穫後の樹

収穫後の樹
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収穫の風景

収穫の風景

さくらんぼは旅へ

収穫の風景
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08
収穫後
収穫を終えた樹たちは弱り始めるので、感謝を込めてお礼肥と呼び、肥料を与えます。
当社では有機肥料を与えており、また次年度、この先のことを考え土づくりを行っています。
圃場各地の土壌データを取っているため、必要な栄養分を与えることができています。
疲れ切った樹に栄養を
7月中旬
09
圃場管理
収穫後から来年にむけた取り組みは始まっています。
夏場は水分を十分に与え、草刈りを定期的に行い病害虫の予防をします。
農薬散布も適宜行い圃場の管理に努めます。
こうして来年、またその次へとつなげていく農業を実践・挑戦していきます。
みなさんさくらんぼの1年を体験できたでしょうか。この1粒のストーリーを通して新たにさくらんぼへのご理解が深まりましたらこれほどの喜びはありません。
それではまたさくらんぼを通してお会いできることを楽しみにしております。
来年に向けて

夏の暑さに負けないよう水分は十分与えます

清潔な圃場にするため草刈りをします

夏の暑さに負けないよう水分は十分与えます
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8月から12月
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